一つは、コンテンツ層。ゲームユーザーに触れる部分である。
もう一つは、デジタル空間。これは、ゲームを成り立たせている、
ソフトウェアが相互作用する空間である。
ソフトウェア空間は、コンテンツ層へ向けて表現されるので、
この二つははっきりと区分けしにくいが、
その導入場所がユーザーに近い部分でユーザーを対象に展開されるものか、
或いは、ソフトウェア空間で、ソフトウェアを対象にされるかで、見分けることが出来る。
例えば、一般的な自然言語処理解析や最適化アルゴリズムは、
コンテンツとは独立なソフトウェア部分の処理であり、
キャラクターAIは、コンテンツ空間の中でユーザーに直接認識されるキャラクターという対象にまつわるAIである。
また、通常、キャラクターAIは、ゲームステージ上(コンテンツ層)で、ユーザーの仮託するアバターと出会う。
つまり、ロボットや、シーマンのような対人型ソフトと違って、ユーザーとAIがそれぞれ、
デジタル仮想空間上に参加することで、初めて、その仮想空間で相互作用する。
ゲームAIは仮想空間で生息するAIであり、現実空間で活躍するロボットや検索エンジンのAIとはそういった違いがある。
