2010年5月30日(日) 浅草の東京都立産業貿易センター 台東館で、
テーブルゲームの即売会「ゲームマーケット」が開催された。
即売会と言っても、大手ゲーム販売会社の輸入ゲームから、
テーブルゲーム意サークルの同人テーブルゲームまで様々だ。
今回は入場料のせいか、なにか、参加者がとても多く、公式によると、2000人の
入場者があったそうである。去年は、1000人ぐらいだったはず…
通例なら我々のような試遊だけのサークルは、午後からお客さんが来るのだが、
午前中から、たくさんの方が試遊びに来て頂いた。
三宅が主催する笹塚ゲームクラブはテーブルゲームのサークルだが、
普段は週に一度テーブルゲームを遊びながら、
半年に一度、ゲームを製作することで、ゲームへの理解を深め、
実際に出展して遊んで貰って意見を貰って改善する、というサイクルで活動を行っている。
今回の出展でも、様々な方から、アドバイスを頂いた。
「Once upon a time」の日本語パッチも大人気だった。
鈴木銀一郎先生がデザインした「くにとり!」だ。
実際に鈴木先生がテーブルについて試遊プレイを指導されていたぞ!
http://www.arclight.co.jp/ag/kt/index.php
5、6階の2フロアあり、上記の写真は6階の主に中、小型ブースで、
同人ゲームや、TRPG、国産商業ゲームなどが並ぶ。
老舗も多く、開幕後は、人が殺到するブースもある。
5階は大手販売業者の大型ブースで、壁際の販売ブースのほかは、
中央に試遊ブースが並んでいる。
午前中、暇を当て込んでいたが、思わずたくさんの方に来て頂いてびっくり。
テーブルゲームファンは、少しずつ増えている印象があった。
「デジタルゲームの教科書」(ソフトバンククリエイティブ)のボードゲームの項は、
自分で言うのもなんだだが、国内外のボードゲームの事情を簡単に解説しているので、
読んで貰えるとあり難い。参考文献も充実しているので、そちらを付せて読んで貰いたい。
規模は20万対2000人の動員数で100対1ぐらいだが、これがドイツだとエッセンというテーブルゲームの祭典は15万人強を動員する一大イベントになる。それだけ、テーブルゲームには、大勢をひきつける魅力があるということだ。
このイベントに来ると、テーブルゲームの有名人が集まっていて会えるし、また、毎回出ていると、次第に顔なじみになって、テーブルゲーム友が出来るのもいいところだ。テストプレイで人が足りなかったら、気軽に歩いている人に一緒にしませんか、と声をかければ、比較的、気持ちよく参加してくれる。ゲームマーケットは、即売会であると同時に、ファンの交流の場でもあり、刺激的な場所である。