2009年09月28日

開発者にとって東京ゲームショウ、CEDECの意義

東京ゲームショウは、もちろん、最初の2日間はビジネスのために、後半2日間は、ゲームの好きなユーザーの皆様のために開催されているCESA主催のイベントだ。
CEDECは、ゲーム開発者向けのカンファレンスだが、参加費を払えば誰でも参加できる。

TGSは、TGSの中で溢れる膨大なデジタルゲームの情報の流れと、もう一つ、
開発者個人がそれぞれに持っている開発の知識や技術の情報、
この二つが化学反応を起こす機会である。

TGSは、3つのホールの中に、最新のゲーム情報が詰め込まれており、
その一つ一つが密度が濃く、インスピレーションに満ちている。
それは、目に見える表面に現れた情報だ。
一方で、開発者が持っている見えない情報もまた、総合すれば、
大きな深みと広がりを持っている膨大な情報である。
TGSは、この2つの情報の層が、最も刺激的にぶつかり合う場である。

そして、ぶつかり合うことで産まれる何かがとても大切だ。

CEDECはもっとわかりやすいが、開発者の情報と開発者の情報がぶつかり合う場である。
講演という目に見える形で現れる情報の下で、常に開発者個人の中で、その人が持つ
情報と、提供される情報がぶつかっているのだ。その化学反応から、新しい発想が生まれる。
パネルディスカッションや、ラウンドテーブルの活発な意見を見れば、もっと分かりやすい。

このように、この2つのイベントは、主催、講演者から参加者に情報が流れる一方向の
イベントではない。長い目で見れば、最も大切なのは、開発者それぞれが、その場へ自分を
投げ込むことで、自らを反応させ、アイデア、インスピレーションを得ることである。

そういった無形のものをこの2つのイベントは内包しており、
目に見える以上の価値を持っている。

そういったインスピレーションは再び、次のゲーム開発へ向けて織り込まれて行くだろう。
そう言った見えないものが、ゲームの歴史をつないで行くためには、大切なんだ。
posted by miyayou at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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