「描いたものが描く」とは願望として普遍なものです。
デジタルゲームはそれを可能にしました。
最近では、ますます自由度の高い様々なインタフェースが、
「描く」というアクションをより豊かにしています。
(A)ラインで閉曲線を描いて敵を囲う「包囲系」
(B)ラインを引いて、その上、或いは、それに沿って、AIを誘導する「誘導系」
(C)描いたものがゲーム内で物理的オブジェクトとなる「具現化系」
(A)包囲系
「リブルラブル」線を描いて敵やアイテムを囲みます。
http://circle.zoome.jp/arcade/media/220
「loop」2001 shockwave.com (programming: ranjit bhatnagar)
もうサイトにはないですが、zimmernmann の解説があります。
http://www.ericzimmerman.com/texts/Iterative_Design.htm
「floats」閉曲線を自由に描いて同じ色のAIを大きくして行きます。
http://ferryhalim.com/orisinal/g3/floats.htm
(B)誘導系
「TRACE」線を引いたり消したりして小人をゴールまで導く
http://www.appbank.net/2008/10/26/iphone-application/863.php
「LineRider」プレイヤーが描いた線の上をライダーが辿っていく。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Line_Rider
http://linerider.com
「タッチ!カービィ」カービィがたどるラインを描く。
http://www.nintendo.co.jp/ds/atkj/about/index.html
「Snow Line」サンタさん誘導ゲーム
http://freegame.i-love.cc/snow-line
「Slider」お絵描き誘導ゲーム
http://freegame.i-love.cc/games/0096.html
(C)具現系
「びっくりマウス」 描くものがオブジェクトへ変化する「ワザペン」システム
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000531/scei.htm
「ラクガキ王国」2Dで描いた図形が3次元に起こされてアニメーションする。
http://www.garakuta-studio.com/index2.html
「パックピクス」即興お絵描きでパターン認識。ユーザーが描いた絵がパックマンになる!
http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/pac-pix/index.php
「クレヨン・フィジックス」描いたものがゲーム内の物理的オブジェクトになる。
http://www.crayonphysics.com/
「Princess Drawing」マウスで描いた図形で攻撃や防御を行う
http://www.4gamer.net/games/040/G004096/20090916024/
「CHALK」限られた量のチョークで線を描いて敵を撃退する
http://www.4gamer.net/games/040/G004096/20081217032/
[参考]
以下のゲームでは、
描いたものが直接、ゲーム内で力を持つわけではないが、
パターンを描いて認証させることで、力が発動する。
大神
http://www.capcom.co.jp/o-kami/
ロストマジック
http://www.lostmagic.net/
タクトオブマジック
http://www.nintendo.co.jp/wii/rosj/magic/index.html