2009年07月26日

第4回 IGDA日本デジタルゲーム競技研究会レポート

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7月25日(土)、東京は東急目黒線の洗足の

 Cafe Sion
  http://www.shion.cc/

において、

第4回 IGDA日本デジタルゲーム競技研究会
 http://igdajapan-esports.blogspot.com/2009/07/4-igda.html

が、開催された。
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Cafe Sion は、洗足駅から30秒のいちょう通りに面した
2階にある落ち着いた雰囲気のカフェで、
上品な内装でディスプレイと音響の設備が充実している。

こんな落ち着いた雰囲気で、
IGDA日本の研究会をできるのが、不思議な感覚で、
新鮮でとても楽しかった。

今回は、2009年の上半期のe-sportsの動向を、
SIG-esports 世話人の松井悠氏が解説した。

 
スライドを高感度で撮ってしまい、やや見にくくなってしまって、
すいません。スライドはアップされるそうなので、そちらを見てください。
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松井氏は、e-sports の分類の基本問題から解説し、
マインドゲームに分類することの難しさを解き、
新しい分類を提案した。

また、e-sports の変化が解説され、例えば、
Quake が、e-sports の端緒となり、
(このあたりは、『ダンジョン&ドリーマーズ』本参照)
対戦からチーム戦へ変化を、Counter Stike がもたらした、
歴史が解説された。

また、MOD が大会種目となることもあり、最近では、

DOTA 
 http://www.dota-allstars.com/

と呼ばれる World of Warcraft のゲームが
凄い勢いで流行っていることが報告された。
(日本では流行りづらい状況がある)


また、格闘ゲームの分野では、
ストリートファイター4が流行っており、

 Evolution http://evo2k.com/
 
では1040人を超える参加者があったらしい。
しかし、そんな中で日本人が優勝するなど、、
格闘ゲームでは日本人プレイヤーが圧倒的に強い状況がある。

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また、サブプライムの問題から、去年から、
国際的な大会が、縮小或いは消滅している
e-sports界の厳しい現状が、
逆に、e-sports イベントとは一体誰のものなのか、
という基本的なテーゼを見直す契機となり、
結果として、ユーザーコミュニティがしっかりとしている
大会が存続しながら、新しく再生している現状を説明した。


松井氏の資料は、

 デジタルゲーム競技研究会ブログ
  http://igdajapan-esports.blogspot.com/2009/07/4-igda.html

にアップされる予定であるから、詳細はそちらをご覧ください。

また、日本においても、e-sports大会が、様々な形で開催されている
現状を説明した。

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質問コーナーでは、
LANパーティ文化が、日本で浸透しにくかった状況は、
日本のゲーム環境が恵まれていて、他人と一緒にゲームをできる
オンラインネット環境、携帯ゲーム機環境などが
存在するため、LAN パーティの文化が米ほど浸透しないことが
理由の一つであることが説明された。

また、米では、
BYOC (Bring Your Own Computer、自分のコンピューターを持参する)
が歴史的に習慣化しているという。

米では、地域のPC専門ショップが、ローカルなPCゲームユーザーの
コミュニティ形成の拠点となっており、そういったPCショップが、
行うLANパーティ(倉庫などで行う)から、地域ユーザーが知り合い、
チームを組んで大きな大会に出場する、という流れがある、と
実際に米のLANパーティ全盛時代を過ごしたスタッフからコメントされた。

また、一般的に、e-sports で選択される競技ゲームは最新のゲームではなく、
ユーザーに広く普及して遊び慣れたゲームであり、
また、MOD を利用することもあり、それが、必ずしも、最新のゲームを
展開したいゲーム会社や開発者が、e-sports を身近に感じられない
溝となっていることが指摘された。
こういった溝も埋めて行かなければならないだろう。

正直、自分も、この半年、ゲーム業界にいながら、
e-sportsの情報を自分で自然に得ることは少なかった。
一般のユーザーなら、なおのことかもしれない。

それは、日本における e-sports が、海外に比べても、
ゲームの奔流から乖離した立ち居地に強いられている現状
を表しているだろう。、
これから、e-sports が、一般ユーザーにとっても、開発者にとっても、
より身近な存在になるように、変化して行かなければならない。

そういった意味で、この勉強会は、毎回、本当に勉強になる。
正直、自分のe-sports の知識は松井氏に負うところが大きい。

最後に松井氏は、e-sports の情報源のサイトと、
さらに、そういったサイトが大会の動画を自動的にアップできる環境に
変化しつつあることを解説した。


Negitaku
 http://www.negitaku.org/

e-sports event news japan
 http://esports.jpn.org/

Cyac
 http://cyac.jp/

DHARMA POINT
 http://www.dharmapoint.com/

shoryuken.com
 http://shoryuken.com/

DreamHack
 http://www.dreamhack.se/sthlmI09

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研究会の後は、

 ゲーマーズラウンジ
  http://mixi.jp/view_community.pl?id=982112
  http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B2%A1%BC%A5%DE%A1%BC%A5%BA%A5%E9%A5%A6%A5%F3%A5%B8

が開催された。

ゲーマーズラウンジは、ゲーム好きがそれぞれ自分の好きなゲームを持ち寄って、
一緒にゲームをしたり、対戦したりする会のことで、誰でも参加できる。
以前は、秋葉原のUDXフードシアターで開催されていたが、
前回からCafe Sion に場所を移して、開催となった。

ゲーマーズラウンジは、有名プレイヤーが参加するゲーム会という側面を持ち、
一日を通して、e-sports の流れに触れるよい機会となった。

次回は、8月に開催される予定である。
また、

デジタルゲーム競技研究会ブログ
  http://igdajapan-esports.blogspot.com/

をチェックしているとよいだろう。
 

posted by miyayou at 03:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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