ロボカップサッカーのシミュレーション2Dリーグで有名な、
電気通信大学の西野先生から、今年の国際大会の結果についてお知らせを頂きました。
掲載許可を頂いたので、少し編集して掲載します。
西野先生、ありがとうございます。
「サッカーのAI RoboCupサッカーシミュレーションリーグ」(DiGRA JAPAN 2009年5月公開講座)
http://www.digrajapan.org/modules/news/article.php?storyid=264
「ゲームとAI」(CEDEC2008)
http://cedec.cesa.or.jp/2008/archives/archive_3.html
Junji Nishino's WWW home(ロボカップサッカーの情報も豊富です)
http://www.fs.se.uec.ac.jp/~nishino/
先日世界大会が終了し、日本のチームHELIOSが準優勝しました。
決勝は中国の常連チーム相手で残念ながら負けてしまいましたが1:2の熱い戦いでした。
なかなか楽しめると思います。ぜひご覧ください。
以下のページのViewで最終試合ログをフラッシュで見ることができます。
画面上部の▲が再生ボタンです。
昨年までにくらべ、非常にきついマークが付く動きとなっています。
中国は423、日本は2トップ4バックです(4トップ気味ですが)。
ご感想などいただければ幸いです。
より情報の多い専用ビューアで再生した様子を、
YouTubeに掲載されています。
こちらをHDモードで見ていただくと、プレイヤーの大きさ(体格とスピードを表しています)や、
スタミナの減り具合、またボールの大きさがもっとリアルなスケールになって臨場感が増しています。
HELIOSとWrightEagleで、プレイヤの配置、使いかたの戦略が全く違うことが分かります。
予選リーグからすべての試合もあります
http://romeo.ist.tugraz.at/robocup2009/
[補足]
http://romeo.ist.tugraz.at/robocup2009/group_A/
などの、RCG のログファイルは、
soccerwindow2
http://sourceforge.jp/projects/rctools/releases/
で、再生することが出来ます。
[参考文献]
秋山 英久 (著) 、 「ロボカップサッカー シミュレーション2Dリーグ必勝ガイド」
絶版みたいです。自分は、先週、本屋で偶然手に入れました。
とてもわかりやすく、実際の実装が解説されています。
ゲームの実装と違うところは、慣性スピードや、回転などまで、
リアルな環境を前提に実装がされているところです。
簡単に言えば、自分の位置情報まで含めてチートが全くない、
という点でしょうか。